かつて「アフリカの優等生」だとか、「アフリカの穀物庫」と呼ばれていたこの国のインフラは、アフリカの中では、かなり整っている方だと思います。

ジンバブエ以外にも何カ国か行きましたが、この国のインフラが一番整っていたように思います。
電気も水道も道路も電話等も、結構田舎の方まで足を延ばしても、しっかりしたものを見ることができます。

アフリカ屈指のインフラも、このハイパーインフレーションのせいで、かなり衰退しています。
輸入に頼っている電気は、外貨不足のために十分な量を確保できない。
水道水は、薬品がないために十分に提供できない。
道路に穴が開いても、きちんと直す技術も資金もたりない。
ランドラインの電話は、電話線の銅線が盗まれるため、かなりの回線が死んでいます。(最近ランドラインの会社が規模縮小を発表しました。銅線の盗難により、回線を確保できないため)
学校もかなりの数が国内にあります。かなりの田舎でも。ただ給料が安すぎるため教師がいない。


もし、これらががきちんと機能していれば、この国は本当に素晴らしい場所になり得ると思います。
というか、10年ほど前までは実際そうだったのでしょう。

設備はあるのに、それを活用させるための物や金がない。
本当に残念です。

このインフラを再機能させるために、外国からの援助が必要だと思います。
ただ、ジンバブエは外交的に忘れられた国だと言って過言ではありません。
天然資源がろくに取れるわけでもないし。外交的に魅力的な国ではないです。
だから大統領が代わったからといって、すぐに大規模な援助が入るとも思えません。

援助に頼ればどうにかなるという問題ではないのかもしれません。
ただ、幸いジンバブエはインフラ整備のおかげで昔から教育水準が高く、アフリカの中でも優秀な人材が多い場所らしいです。(前述したように最近は教育も十分ではない)
ただ優秀な人は、このハイパーインフレ下において、自国を諦め海外で働いている場合が多いのですが。

国が少しでも立ち直り、優秀なジンバブエ人たちが戻ってきて、白人ともうまくやれば、
インフラが整っている分、立ち直りも早いと思います。

インフラの維持が限界を迎える前に、教育や多くの事が手遅れになる前に、どうにかこの国を再機能させてほしいものです。
なんかもったいない。